俗に「コード」というと、他のページでも説明しましたが、


『ルート(基本になる音の上に、3度目。5度目』を重ねた3個音のこと。


 もしくは、それを基本にしてテンションノート(6thとか7thとか13thとか)

 を加えて作った『和音』のこと。


    これは、だいたい理解できると思います。

 しかし、その「和音の種類」は、たとえ同じコードといえど何種類か考えられます。

 ■ギターを弾く人は分ると思いますが、

    
     例えば、『 C 』といっても、「オープンC」や「3フレット上で作るC」


     「8フレット上で作るC」など、そのフォーム(押え方)が違います。

  
     なぜ違うかというと、和音を構成する音は同じでも、

     その『重なり方』が違ってくるわけです。

 
     「ド・ミ・ソ・」なのか、「ミ・ソ・ド」なのか、「ソ・ド・ミ」なのかによって

     聴こえる音のイメージが違うからです。


 ■これは、キーボードだと意外と簡単に変えられますね。


   視覚的に、弾きたい音がどこにあるかが分りやすく配置してあるからです。

   
   しかも、


  それほど指の形を変えなくても(フォームを変えなくても)良いから楽です。

 ■でも、コードを作る場合には、もうひとつ考えたいことがあります。


    それは、和音を作る (★特にテンションコード) 時の音域。


   ■例えば、Cメージャー7(CMaj7又はC△7)というコードを作る時


    通常なら、「ド・ミ・ソ」という、C構成音に、メジャーセブンス(Maj7th)の『シ』を足して


     C△7=『ド・ミ・ソ・シ』とします。


    これを、専門用語でクローズとボイシングといいいます。


    ★簡単にいえば、『和音が1オクターブ以内に収まっている』

   でも、先ほどのように順番を変えて弾いた時にキレイに聴こえない場合

   いわゆる「音が濁る」ことがあります。


   たとえば、先ほどの「Cメジャーセブンス」を、『ミ・ソ・シ・ド』とかで弾いた時。

   隣り合う音同士が、半音で重なると音が濁ることが多いですし、音楽理論でも

   この並び方は避けています。


   その場合、音域を1オクターブより広げて弾くことで、この音の濁りを解決します。


   ■Cメジャーセブンスの場合なら、


     「ド・ソ」はオクターブ内で、その上の音域の「ミ・シ」を重ねる。


     こうすることで、濁っていた和音がキレイに響きます。


 
 ■このように、1オクターブを超えた音域で作るコードを

  
     『オープン・ボイシング』といいます。


   単に濁った音をキレイにするだけではなく、音域を広げることで得られる

   広がりのあるイメージのサウンドを得ることが出来ます。


 ストリングス系の音や、シンセ系の音、またクラビ系などのエレピの音を

 使いたい場合に使いたいコード構成音の考え方です。


 これは、テンションコードの場合だけ無く、通常のトライアド(3和音)の時でも

 十分に使える考え方なので、ちょっと雰囲気を変えたいときや、サビ前やブリッジ

 なので盛り上げたい場合にもやってみると、簡単でありながら効果的に使えます。


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