リック・ウェイクマン(YES)というキーボーディスト
YESという、これもプログレッシブ・ハードロックバンドを語るに欠かせない
バンドに所属したキーボードプレーヤーであるリック・ウェイクマン。
YESについて詳しくは⇒ 「こちら」
彼の基礎はクラッシク音楽にあるのですが、その演奏形態というか姿勢は
いかにもロッカーという感じで、菜食主義を鳴物にしていたバンドにあって
酒は飲むは、食いたい物を食うはでチャランポランという感じで、
時には、ステージ上でカレーを食べながら演奏したりビール片手にソロを弾く
なんてのは有名な話。
そんな風体にあって、その演奏スタイルは世界中のファンを魅了するもの。
特に早弾きにおいては、当時リックの右に出るものはなく垂涎の的。
LIVEにおいてそのパフォーマンスは最高潮に達しています。
今ではシンセサイザーが普及しているので多種の音を1台のキーボードで出す
ことが可能ですが、それが出来ない頃は「マルチ・キーボード」といって、何台もの
キーボード(ピアノ、オルガン、クラビネット、もちろんシンセも)を自分の周りに配置
して、両手を使い様々な音を出すという事をポピュラーにした立役者です。
また、「アル中」としても有名で、何度も救急車に乗って病院送りを経験していて、
レコーディングやLIVEも危ぶまれることもあったという伝説のキーボーディスト。
自己顕示欲は強く、マスコミとの衝突も日常茶飯事でした。
音楽の月刊誌でも時々叩かれててのを今でも思い出します。
彼の音楽性の基本はピアノですが、管楽器を演奏したり管弦楽のアレンジも
学んでいることから完成されたアレンジを聞くことが出来ます。
まぁ、その辺で他のメンバーとの衝突もあったようで脱退・再加入を繰り返して
いるものそんな理由からでしょうか。
自分の参加したアルバムを「最悪」とか「意味が無い」などと扱き下ろすことも
しばしばあるほど完全主義者の面もあります。
しかし、プレイそのものは聴く物を魅了するフレーズが一杯なので、アルバムを
1枚くらい持っていてもいいでしょう。
■代表作の「ロンリーハート」はいまだにCFなどでも使われています。
イントロ部分の「オーケストラヒット」と呼ばれる早いアルペジオは
コードを(というよりドレミファソラシド)を一気に上下する早いパッセージ。
これはシンセサイザーなくしてはあり得ない技術です。
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