複数のキーボードをあやつる「MIDI」という規格
■POPS系バンドやシンプルな構成のバンドでは、
キーボードは1台でも、シンセで変えられる音色くらいでもいいでしょう。
でも、1曲の間に何種類も音を重ねたり、同時に違う音色を出したりするなら
やはり2台以上のキーボードがあったほうが、
チャンネル・チェンジやプリセット⇔カード音源の切り替えなどでもアタフタしません。
■基本は「ピアノ系」「オルガン系」「ストリングス系」「ブラス系」といわゆる『シンセ』
これらの音色を、どれくらい使うか。
にもよりますが、余裕ができれば3台用意しておくと演奏の幅が広がります。
★ストリングスとは、弦楽器・バイオリンやビオラ・コントライアドバスの音
★ブラスとは、管楽器でトランペット・トロンボーン・サックスなどの音
シンセサイザーでも十分に音色の種類はありますが、メーカーや機種によって
得意なジャンルや音色に特長がありのでスペックを見るだけでも面白いですね。
「★色々な種類の音源を重ねたり、交互に出したり、同時に何種類も出したい。」
■「MIDI」という規格が80年代に出来てから、これが簡単に可能になりました。
ミュージカル・イントゥルメント・デジタル・インターフェイス
専用のMIDIコードでつながれたキーボード同士で情報を交換したり、PCで
それぞれのキーボードをコントロールすることも出来ます。
■「MIDI」には
【OUT】・【IN】・【THROUGH】 という3種類のパッチがあります。
「OUT」は、そのまま操作情報を送る。
「IN」は、情報を受ける。
「THORUGH」は、MIDI情報に関しては、
そのキーボードの音や操作には影響しない。
■ 例えば、MIDIシンセを3台繋いだとします。■
1台目の「OUT」から、2台目の「THROUGH」へ、
2台目の「OUT」から、3代目の「IN」へというパッチングをします。
★それぞれのシンセのOUTPUTは、ちゃんとアンプかミキサーへ。。。
そうすると、1台目で「Cコード=ド・ミ・ソ」を弾いたとします。
2台目のシンセからは何も音がしないのに、3台目は「Cコード」が鳴る。
そして、2台目を弾くと、、、3台目も鳴る。
2台目は1台目の情報を「スルー」しているけど、自分の情報は次に送る。
3台目を単独で弾いても、MIDI・OUTからはどこへもつないでいないので、
★★1台目も・2台目も鳴らない。★★
ということです、この「IN」「OUT」「THROUGH」の接続順や組み合わせを
替えることで、ざまざまなキーボードを手元の1台か2台で操作が可能です。
DTMが主流になってきてから、PCでシンセやMIDIをコントロールする
ということが、録音するための方法論やエフェクト情報のやりとりのような
感じになっていますが、本来はこの操作がしたくて開発されたのです。
■なので、ギターにMIDIピックアップを搭載して、
そこの「OUT」からシンセのMIDI「IN」へつなげれば、
ギターを弾きながら、キーボードも鳴らす。
という技も可能なわけです。
しかも、、、、、
ギターの音はアンプかチャンネルで消しておけば、
「ギターを弾いているのに、ギターの音が出ていないのに、、、
シンセサイザーの音は出てきている!」 なんてことも出来ちゃいます。